double-team.orgでタグ「web」が付けられているもの

あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!
クライアントから電話口で「Web サイトで PNG を使うのは非常識です」と言われた
な...何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何を言われたのかわからなかった...
頭がどうにかなりそうだった...クレームとか忠告とか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...

マジで頭がどうにかなるところだった。しかも曲がりなりにも「Web ディレクタ」と言う肩書きを持ってる人から。
何をもって PNG が悪なのか理解できなかった(と言うかその辺の話はスルーされた感がある)。

5年くらい前なら、まあ分かる。あの頃はまだカオスだったから仕事で使うには躊躇する規格だった。だが時代は変わり2008年だ。IE5.x もほぼ死滅し、Firefox3・Safari3・Opera9.5 がリリースされた。SVG も(まだ完全には対応しきれてないが)サポートされてきた。邪悪な存在である IE6 はしぶとく生き残り、IE7 も見るも悲惨なブラウザである。IE8 でようやくまともなブラウザとして世に出てくる。

そんなご時世に「PNG は非常識」と言われる。ハッキリ言って理解できない。何を思ってそう言ってるのかは後日明確化させるが、とりあえず今は PNG が非常識と言われる所以を無い頭で考えてみた。

  1. Macromedia Fireworks = PNG = PSD みたいなものと認識
  2. レガシーブラウザで表示されない
  3. モバイル対応の遅れ
  4. PNG と APNG が混同
  5. gif や jpg に比べてファイルサイズが大きい

こんなところだろうか。まだあるかもしれない。だがとりあえず上記5つで考えてみる。と言うか仮想敵として反論してみる。

Macromedia Fireworks = PNG = PSD みたいなものと認識

Macromedia Fireworks ではレイヤーの保持などを PNG ファイル内に書き込んでいる。つまり Adobe Photoshop の PSD ファイルと同じ。中身はベクターかビットマップかの違いはあるけど、認識としてはそう言うこと。つまり「Web 上で PNG を使う=PSD を使う」と同義と変換されている。
言わずもがな、これは間違い。PNG と言う規格自体は可逆圧縮の画像フォーマットであるわけで、gif や jpg に代わる画像フォーマットとして登場した経緯がある。この辺の詳細は Wikipedia の PNG の項目が詳しい。
むしろ Fireworks が PNG を採用してレイヤーを保持させてる方が(規格として)おかしい。別に気にしないからいいけど。
って言うか PNG の仕様を全部知ってるわけじゃないからアレだけど、レイヤーを保持させるのは仕様書に書いてあるのだろうか。なんとなく気になった。

レガシーブラウザで表示されない

一体いつの話のしてるのか分からないが、各ブラウザそれぞれ、どのタイミングで PNG をサポートしたのかを調べてみた。
と思ったらありみかさとみさんまとめてたのでそっちを参照してください。

IE3 とか Netscape 4.x とか化石。シェアどんだけ? 合計して1%くらい?(もうちょっといるか。1.1%とか)
あとレガシーブラウザで表示されないのを盾にしても、代替テキストは提供しているから画像が見えないことに対する評価は下がらない(と言うのが"こっち側"の理屈だけどね)。

モバイル対応の遅れ

ここで言うモバイルってのは NTTDoCoMo,au,Softbank,Willcom,emobile が提供している音声端末に搭載されているブラウザ機能のこと。だから Opera mini とか IE とか NetFront とかじゃなくて i モードとかそっちの方ね。一応断っておく。

非常に(信者としては)残念なことに NTTDoCoMo のみ非対応。まあそもそもモバイルで見るのか、って話だけど先に言った通り、代替テキストを提供しているのでそこは諦めてくれと。
そもそもにおいてあの画面サイズ(横幅 200px くらい)で 500px とか 600px の画像を表示しようとしたらファイルサイズオーバーになるし、表示できたとしても強制縮小されるから画像上に文字が書いてあったとしても読めない。表示するだけ無駄。

PNG と APNG が混同

無いな。PNG が非常識とか言ってる人が APNG なんか知ってるわけが無い。

gif や jpg に比べてファイルサイズが大きい

半分当たってるけど半分間違ってるってところかな。この辺は Wikipedia にある該当項目を参照した方が早いです。

と言うわけで、PNG を否定するところを全部潰しましたが、まあネックはファイルサイズかなぁ。使い方次第って感じだろうけど。
基本的に弊社では要望が無い限りほぼ全ての画像フォーマットは PNG 一択です。たまに jpg を使うくらい。gif は死んでいい。そんなところです。

とりあえず偉い「Web ディレクタ」さんからの連絡を待って、この件で進展があればまたお話しします。

(でもホントに何なんだろうなぁ。ただの勘違いならいいけど、固執した懐古主義者だとどうにもならないからなぁ。聞く耳もたないってことになるだろうし。)

こんな仕事をしているとクライアントから対応ブラウザについての要望が出てきますが、最新のブラウザならともかく、化石と化してもおかしくないブラウザまで許容範囲に入れなければならない場合がある。
と言うわけで過去のブラウザの入手先をまとめてみる。ついでに複数のバージョンが異なるブラウザを共存させる方法も分かる限り紹介。

Internet Explorer 5.x の場合

スタンドアローン版 IE5.01 と IE5.5 の配布サイト

今でも Web 製作側にとっては過去の遺物でしかないこのブラウザを、IE6 や IE7 がインストールされている Windows マシンでも動作する方法です。詳しいことは cyano: 複数のバージョンのInternetExplorer(IE)を同じマシンに同居させるにはをご覧ください。
紹介されているページにも記載されていますが、IE5.x はセキュリティ上問題がある恐れが強いので、自身の Web サイト以外の閲覧はしない方がよいかと。

他にもスタンドアローン版ではなく、複数の IE を同時インストールする方法もあるようです。(英語読めないのであくまで紹介だけ)

Mozilla(Firefox)の場合

http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/

複数の Mozilla 系ブラウザを共存させる方法は小粋空間: Firefox 1.5 と Firefox 2.0 を共存させるにて紹介していますのでそちらを参考にしてください。

ちなみに Netscape Navigator 4.7 のインストーラは Communicator Download Page にありますのでここから入手可能です。
また、Netscape6 以降は ftp://ftp.netscape.com/pub/ にあります。

Opera の場合

8.01 以降は ftp://ftp.opera.com/pub/opera/win/ にて手に入ります。それ以前は http://arc.opera.com/pub/opera/win/ にて入手可能です。

共存方法はインストール先のディレクトリが既存の Opera と違えば問題ないと思います。と言うか Opera は表示チェックにしか使ってないので、あまりその辺は詳しくないですが、少なくとも共存だけは出来ます。

Safari の場合

Mac ユーザではないのであまり詳しいことは知りませんが、モノは Multi-Safari からダウンロードできます。がんばって翻訳とかしてみましたが、Intel Mac で使えるかは知りません。分かりません。誰か教えてくださいお願いします。

今年最後はこうした形で終わりますが、また来年も似たようにそれほど更新せずにのほほんと月日が過ぎていくのかと思います。
ここが本家なのに他(とくにはてダ)の方を更新しているのは内容が軽いだけに書きやすいので、ついついそっちに手が向いてしまいます。気長に、気の向くまま、書きたいことを書いていきます。

と言うかブログが書けないほど忙しいわけではないんですけどね。なんせ仕事納めから今日まで、ずっと本を読んだり子供の相手をしたり嫁のわがままを聞いたり忘年会に出たりしてただけなので、そう言った意味では忙しかったのかもしれません。これらよりもブログの方が優先順位が低いのもアレなのかも。

それでは良いお年を。事故には気をつけてくださいね。自分みたいにダンプと接触するのは臨死体験以外の何ものでもありませんので。って最後にこんなことも言うのはいかがなものか。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。来年こそはいい年にしたいです。(まあ1月には2人目の子供が産まれるのでいい年にはなるかなぁ、と私事)

元ネタ:ふりがなをフリガナで書かせるサイトの神経が理解できない

簡単に整理

  • ウェブサイトにあるフォームにおいて、ふりがなを平仮名とカタカタ混在している
  • そもそもにおいて、なぜカタカナで書かせるのか
    • ATOK が穢れる(学習してしまう)
  • 別に平仮名であってもシステム側の影響がないのでは?
  • F7 キーでカタカナに変換できるけど、それが出来ない人はどうすれば?
    • と言うかどうやらカタカナにしているのは外国の方の名前を表現するためにあるらしい(”ヴ”とか)

何と言うか、これって Web 上の問題と言うより、日本語変換ソフト側の問題でもあるし、もっと言えば OS のユーザビリティにも関わる、意外と根の深い話だったりするわけですが。
と言うか上記の話をさらに区分けすると、

  • 平仮名で入力:外国の方はお断り
  • カタカナで入力:変換が面倒とか ATOK が穢れると言う人はお断り

と(無理矢理感はあるけど)なるので。「じゃあ両方許容すればいいじゃん」って声が聞こえてきそうですが、それが今のところ聞こえてきていないのは現実的じゃないからなのかと。
とどのつまり、両方許容するためには

「ふりがな」 or 「フリガナ」

と表記していたのを

「ふりがな、もしくはフリガナ」

となる。
ただここで忘れてはならないのは、我々健常者ではなく障害者(特に視覚障害者)に対してはどちらも優しくないのが現実です。
音声ブラウザでは「ふりがな」と「フリガナ」の識別は出来ません。どちらも同じ音です。平仮名もカタカナも関係ありません。
なので、アクセシビリティを考慮すると

「ふりがな(平仮名)」

「フリガナ(カタカナ)」

となる。じゃあこれで両方許容する場合を考えると

「ふりがな(平仮名、もしくはカタカナ)」

となる。
それに視覚障害者が、入力した文字列が平仮名なのかカタカタなのか分からないと言うオチもあるので、あまり入力制限を設けるのはよろしくないと思う。
(同じように住所や電話番号を全角半角の識別をしなければならない場合もこれに当てはまる)

また残りはあとで。